住職の法話
住職の法話 第19回 法名新着!!
本日は法名のお話しです。皆さん一般的には「戒名」の方が聞いたことあると思います。 宗派によって言い方が違います。浄土真宗では「法名」、日蓮宗では「法号」といい、その他の宗派は概ね「戒名」と言います。いずれも意味としては仏 […]
住職の法話 第18回 本願
無量寿経には48の誓願が説かれています。阿弥陀さまが如来になられる前のお姿を法蔵菩薩といいます。法蔵菩薩はこれらの48の誓願が成就しなければ悟りを開くことはないと誓っています。悟りを開かないと言う事は如来(仏)にならない […]
住職の法話 第17回 一心
正信偈の一節より 広由本願力回向 為度群生彰一心 【読み方】広く本願力の回向に由って群生を度せんがために、一心を彰わす。 親鸞聖人は、天親菩薩のことを広く本願力の回向に由って、群生を度せんがために一心を彰すと述べて讃嘆し […]
能登半島地震から1年
能登半島地震から一年が経過しました。この一年を振り返るにあたり、まず、犠牲者や被災者の方々への深い哀悼の意を表します。多くの人々が生活の基盤を失い、心に大きな傷を負ったことを思うと、胸が痛む思いです。災害後、多くの人々や […]
住職の法話 第16回 四苦八苦
四苦八苦とは。 四苦とは生・老・病・死のことです。それに、あと四つ苦を付け足すと八苦になりますね。 残りの四つは①愛別離苦(あいべつりく)愛する者と別れなければならない。②怨憎会苦(おんぞうえく)嫌いな者も会わなければな […]
住職の法話 第15回 お経と七高僧
皆さんは坊主が拝んでるのは全てお経だと思ってますよね。それ、違います。実は「経」はお釈迦さまが説いたものに限定されるんです。 浄土真宗でリスペクトしているお経は三つだけです。無量寿経、観無量寿経、阿弥陀経です。これを浄土 […]
住職の法話 第14回 倶会一処
「倶会一処」浄土真宗の墓石によく刻まれている言葉です。どういう意味でしょう。読み方は「くえいっしょ」です。一つの処で倶(とも)に会いましょうという意味です。 墓石に刻まれているから、死んだらこのお墓で一緒になりましょうと […]
住職の法話 第13回 還相回向とは
還相回向とは 安楽浄土にいたるひと五濁悪世にかへりては釈迦牟尼仏のごとくにて利益衆生はきはもなし(浄土和讃) 本日は親鸞聖人のお造りになった和讃を一つご紹介します。まず和讃とは平安時代から鎌倉時代にかけて流行った今様と言 […]
住職の法話 第12回 空とは
仏教では「空」と言う言葉を使います。仏教が説く「空」とはどう言う意味でしょう。まず最初に申し上げたいのは空=無ではありません。 空というのは、そのモノ自体に備わった性質は無いという事です。 例えば、ここに一つのグラスがあ […]
住職の法話 第11回 悪人も成仏しますか?
麻原彰晃こと松本智津夫死刑囚は六年前に死刑になりました。さて、松本智津夫氏は亡くなってお成仏したのでしょうか? 多くの皆様はテロリストが成仏するわけがない地獄行きが当然だとお思いになりますね。しかし、結論を言えばちゃんと […]