2025年7月1日
「亡き人のため」という思いは 「私がいかに生きるか」という問いに転換される 私たちは大切な方を亡くしたとき、深い悲しみの中で、「何かできなかっただろうか」「もっとこうしてあげたかった」と後悔や願いを抱くことがあります。し […]
2025年6月1日
「手を合わす 心にいつも 仏さま」 という言葉には、日常生活の中で仏さまを感じ、感謝の心を育む大切さが込められています。 合掌の意味 合掌(がっしょう)は、単なる礼儀作法ではなく、仏さまへの敬意と感謝を示す行為です。左手 […]
2025年5月1日
「亡き人を案ずる私が亡き人から案ぜられている」 大切な人を亡くしたとき、その人が安心しているかと心配するのは自然なことです。しかし、実は私たち自身も亡き人から気にかけられているのかもしれません。昔は「弔う」ではなく「訪ね […]
2025年4月1日
「苦をまぬがれるには、その苦を生かしていく道を学ぶことです。」 この言葉は、浄土真宗の僧侶・蓬茨祖運師が残したものです。 私たちは苦しいことがあると、それを消し去ったり、気を紛らわせようとすることがよくあります。しかし本 […]
2025年3月1日
「つながりを生きる 言葉に出遇う 人に出遇う 自分に出遇う」 春は新たな出遇いと別れが交差する季節です。「遇う」という字は、たまたま出会うことを意味し、その出遇いは人や言葉、物や出来事だけでなく、自分の心や思いに触れるこ […]
2025年2月1日
「限りあるいのちと限りある人生、そのことへの気づきが、いのちの緊張感を生み出す。 昨日のいのちではない。明日のいのちでもない。今のいのちです。」 私たちはいのちを頂いている以上、いつかは終わりがあります。しかし、普段は中 […]
2024年12月3日
詩人でもある谷川俊太郎さんが11月13日に92歳のいのちを終えられました。今月は谷川俊太郎さんを追悼として、「生きる」という詩から抜粋しました。「生きているということ いま生きているということ 泣けるということ 笑えると […]
2024年11月1日
自分に都合が良ければ 他人の悪も善に見え 自分に都合が悪ければ 他人の善も悪に見える 自分に都合が良ければ「良い人」だとほめ、自分に都合が悪くなると「悪い人」だと言ってしまうように、自分の価値観や状態で相手を評価してし […]
2024年10月1日
「共(ぐ)命(みょう)鳥(ちょう) 私とあなたのいのちは繋がっています」 (ちょう)自分が大切ならあの人も大切に 阿弥陀さまのお浄土には、共(ぐ)命(みょう)鳥(ちょう)という鳥がいます。身体は一つで頭が二つある不思議な […]
2024年9月1日
「怒りは無知 泣くは修行 笑いは悟り」 怒りは無知人はついカッとなると周りの人の気持ちも考えずいろいろな事を言ってしまいます。 泣くは修行人が涙を流す時は嬉しい時悲しい時感動した時、心を強くするきっかけです。 笑いは悟り […]