令和7年4月の言葉

「苦をまぬがれるには、その苦を生かしていく道を学ぶことです。」

この言葉は、浄土真宗の僧侶・蓬茨祖運師が残したものです。

私たちは苦しいことがあると、それを消し去ったり、気を紛らわせようとすることがよくあります。しかし本当に大切なのは、「つらい経験や苦しみを取り除くことではなく、それをどう活かして成長や幸せにつなげるかを学ぶこと」です。

例えば、失敗や挫折をしたとき、ただ「苦しい」と感じるだけでは前に進むのが難しいものです。しかし、そこから学びを得て、「次はこうしよう」「こういう場面ではこう対応しよう」と考えることで、未来の自分にとって役立てることができます。

つまり、「苦しみをただ嫌うのではなく、それを自分の力に変える方法を見つけることが重要だ」という前向きな考え方です。

4月は環境が変わったり、新たな出会いが訪れる時期でもあります。この言葉を胸に、前向きな気持ちで今年度を始めていただきたいと思い、今月の言葉として選びました。