令和6年1月の言葉
「すべてを当たり前と受け止めている自分の心に気が付いて、その心をおかげさまと変えていく」
能登半島地震で被害に遭われました被災者の方々に対し、衷心よりお見舞い申し上げます。
私達の日常はいつ変化するかわかりません。この日常が当たり前ではなく、有り難いことであったと気が付けた時、お互いにおかげさまと尊重できるようになります。その「おかげさま=お蔭様」は感謝の心を表す日常語です。「お蔭」とは、神仏の助けや加護のことで、そこから、人から受ける恩恵や力添えをいうようになりました。仏教は、すべてのものは相互に関係しあい、多くのものの力、お蔭、恵みを受けて生きていると説きます。お互いに協力し合いお蔭様と感謝の心を忘れず、今自分にできる精一杯の事をしたいと思った次第です。