令和6年11月の言葉

自分に都合が良ければ 他人の悪も善に見え 自分に都合が悪ければ 他人の善も悪に見える 

自分に都合が良ければ「良い人」だとほめ、自分に都合が悪くなると「悪い人」だと言ってしまうように、自分の価値観や状態で相手を評価してしまうことがあります。それは人だけではなく、「良い雨、悪い雨」も自分次第で、雑草という草はなく、害虫という名前の虫はいません。自分の都合で呼び方も変えてしまう私です。また、同じ物事でも自分と他の人では違い、何が良くて何が悪いかはその人の価値観やその時の都合で変わってしまいます。 例えば、「悪いのは向こう、自分は正しい」と思っている人同士のぶつかり合いが喧嘩となります。「私は間違っていない、私は正しい」と思っていると自分の価値観で人を責めてしまうことがあります。自分と他の人は違って当然です。その中で、何事も自分中心ではなく、他の人の価値観、環境、状態を受け入れながら、思いやる心で生活していきたいものですね。